震電 製作日記

震電 プラモデル

震電の製作日記です!・製作者TOMCATさん

震電 製作日記

震電  メーカー:ハセガワ
実機解説
震電は、重爆撃機迎撃用に開発された日本で最初の前翼式戦闘機です。この方式の利点は、機体内部空間が有効に使え、胴体寸法を小さく出来ること。震電の前翼は揚力を発生できるので主翼を小さく出来、そのため震電の機体重量や抵抗の面できわめて有利にできる。

1. 局地戦闘機 震電 製作者:TOMCATさん

コメント
今回はどういうスペックで行くか思案中です。
やはりデスクトップモデルと言うところは外せません。日本初の前翼+主翼後退翼なのでスピード感のあるイメージで作りたいと思います。
2. 局地戦闘機 震電 製作者:TOMCATさん

震電の製作アウトライン
局地戦闘機の震電をどういうイメージで作るかを。
まずお約束のプロペラの回転。
翼端灯。
今回は脚を離陸直後の半引っ込み状態。
デスクトップディスプレイスタンド。
空気取り入れ口の開口。
機銃4門、ピトー管を真鋳パイプで置き換え。
シートベルトをエッチングに交換。

しかし今回、ハセガワの限定判の震電は架空の設定とのこと、現実版とのさじ加減をどのようにするか、等々色々と空想するこの瞬間がすごく楽しい。
3. 局地戦闘機 震電 製作者:TOMCATさん

震電のイメージが段々と

震電の後脚はこんな感じでカバーを0.2〜3mmのプラ板で作り、糸半田をF-11さんから分けてもらいブレーキホースを付ける。
震電の前脚は前たたみなんですね、かなり前方に倒した感じにする予定です。
でも色々とディテールアップするとJMCのノーマルと改造の境界が難しくなって来ますね。
後、不思議なのは震電のアンテナ線はちょうど前脚の下を通っています、どう見ても当たるような気がするんですが、少し調べが必要ですね。
4. 局地戦闘機 震電 製作者:TOMCATさん

エデゥアルドのエッチングパーツ

エデゥアルドの1/48、1/32用のシートベルトです。海軍用と陸軍用は同じではありません。要注意。

震電用に購入したのですが、パイロットを乗せる為使うかどうかまだ分かりません。
5. 局地戦闘機 震電 製作者:TOMCATさん

スパッと真っ二つに

震電のエアーダクトを開口するにはスパッと切り離した方が加工がし易いとのF-14さんのアドバイスに従い思いきって切り離しました。

確かに加工がし易くきれいに仕上がります。
6. 局地戦闘機 震電 製作者:TOMCATさん

震電にサイボーグを

やはり離陸直後の震電を再現するにはパイロットは不可欠です。

しかしハセガワ製 震電のキットには立ち姿のパイロットしか付いていません。もしかしたら2008年のJMCに応募するかもしれないので、ハセガワ製にこだわらなくては。。。

と言うわけで着座姿勢の他のものと良いとこ取りをしサイボーグとなりました。
7. 局地戦闘機 震電 製作者:TOMCATさん

これが震電の図面です

震電のイメージを掴むのに非常に役立ちました。
エンジンの位置、パネル構成、ダクトの必要性等々 震電のリアリティーを表現するのに必須です。
ただし震電はあまり整備性が良いとは思えません。
8. 局地戦闘機 震電 製作者:TOMCATさん

震電のスリット加工

震電機体の穴と言う穴、スリット全て開けます。
と言う分けで最後に残ったのがここ、これを開口するとなると収拾が付かなくなる可能性大。
この部分にプロペラ回転用のモーターが付きます。
F-11さんに言うとあっさりと「開けないわけには行かないでしょとの返事」
ん〜ん、プロペラ回転となると力が掛かるし、センターもきちんと出るか。内部が見えるとなるとそれなりに作りこまないと、しかしそんなことやったことがない。
少し考えます。
9. 局地戦闘機 震電 製作者:TOMCATさん

震電の筋彫りとリベット加工

ハセガワ1/48震電には不可欠の筋彫りとリベット。
施しました、リベット打ち用の回転式リベッターを通販で購入したのですが、震電は他の戦闘機と違いリベットのピッチ(間隔)が広く使えない。
そこで以前の秋葉ツアーでF-11さんがこれもあれもと言うもの全てを購入(笑)、ありました、必要と思うもの全て、
ハセガワの「スグレモノ工具 リベットゲージ1」これは4種類のピッチから選べる、
ハセガワの「スグレモノ工具 テンプレート&エングレーバーセット」、
ハセガワの「トライツール テンプレートセット1」、
F-14さんお勧めのダイモテープ、
タイガーUさんお勧めのICテープ。
やはり必要なものが必要な時にあると言うのは素晴らしい!
先人の実績の上で厳選されたツール。
価格以上の価値があります。
と言う分けで次回の秋葉ツアーはナイトランナーさん、あなたの番です!
10. 局地戦闘機 震電 製作者:TOMCATさん

よりイメージに近ずくために

考えていてもしょうがないのでスッキリと震電の後部廃熱口ををくり貫きました。
しかしまだ震電のイメージには遠く、丸みがあり過ぎるな、と言う感じです。
エンジン部は見せ場の様な気もするんですが、テーマはデスクトップモデル、震電の離陸直後です。このシチュエーションで震電の後部エンジンを見せるとなると説得力のある状況が難しい。しかもそのエンジンはタミヤ製(笑)JMCに出すかもしれない。
しかしその前にどうやってプロペラを付けるかそれが問題です。
11. 局地戦闘機 震電 製作者:TOMCATさん

震電にいよいよエンジン搭載

震電とエンジンです。
雰囲気的には震電にピッタリ、しかしレジン製の16気筒、ハ-45と最後まで迷いましたが結局中途半端にパネルを開けても意図不明の作品になってしまうのでレジン製は断念。

この時点で震電のスペックの概要は決まりました。

デスクトップモデル
離陸直後を再現
脚は収脚中を再現
ダクト系は全て開口
のぞき見える部品は製作&実装
プロペラをモーターで回す
翼端灯を発行ダイオード&光ファイバーで点灯。
12. 局地戦闘機 震電 製作者:TOMCATさん

エンジンを仮搭載

震電にエンジンを仮搭載してみました。

やはりかなり見えるんですね、プラグコード、燃料ホース等は追加したいと思います。

震電のサイドの取り込みダクトからはエグゾースト系も見えますね。当然過給器のダクトも見えますがこれは難しそうです。
13. 局地戦闘機 震電 製作者:TOMCATさん

震電のプロペラのモータライズ

震電のボディ仮組み&修正が一息ついたので、次はプロペラのモータライズです。

完成後も震電の胴体内部が見えるので不自然にならない様にモーター&配線を隠すように組み入れます。

震電はエンジンとプロペラの間をシャフトで繋いでおり、その間を筒のようなカバーで覆っています。カバーはインクペンの軸を流用しその中にマイクロモーターを仕込みました。

プロペラとマイクロモーターの取り付け方法はいつもお世話になっているサイト「フライトポジション」の方法です。

今回もモーターの電源は小型のピンジャックを利用し供給します。
14. 局地戦闘機 震電 製作者:TOMCATさん

垂直尾翼

震電のオリジナル垂直尾翼が今ひとつなので切り離してみました。
しかし切った後でもしかしたら大変なことをしてしまったのかなと少し後悔しています。
予定としてはラダー?を動かすロッドも真鋳に置き換えようと思っています。
もし上手くいかなければもう一つ震電を買うしかないですね。
15. 局地戦闘機 震電 製作者:TOMCATさん

排気口

震電の排気口を全て開口しようと決めたのはいいですが、その後が大変でした。

なかなか、震電のプロペラを取り付けるモーターのセンターが決まらない。

この後は排気管18本、それとプロペラ軸を支えるステーを再現するか思案中です。
16. 局地戦闘機 震電 製作者:TOMCATさん

エグゾーストパイプ

震電のエグゾーストパイプをはんだを使い再現しました。

柔らかいので思ったよりも簡単でした。
一応排気口は0.6mmのドリルで開口したところ良い雰囲気がでました。ただし完成後はほとんど見えません。
17. 局地戦闘機 震電 製作者:TOMCATさん

エンジン・延長シャフト

こうやって見るとこのエンジンも悪くない。
先日購入したウエザリングパウダーを使ってみました。

震電のエンジン部に驚くほど簡単に陰影をつける事が出来ました。
ただ僕の場合よくプラモを水洗いするので耐久性はどうかなと様子見です。しかし簡単!

震電のプロペラ軸ですが実機に忠実に作るとなぜかプロペラが下向きに感じてしまう、かなり迷いましたが感覚重視で実機より上向きに調整しました。

よく見ると、震電は少し前傾姿勢で飛行するんですね。機銃の角度も若干、見た目よりも上向きになっているように感じます。

はんだを使っての排気管、これは使えますね。
18. 局地戦闘機 震電 製作者:TOMCATさん

震電のコックピット

今回の震電で初めてパイピングにチャレンジしてみました。

震電のパイピングに使う材料は以前F-11さんに頂いた「糸鉛・0.3mm」です。

背後に見える赤い消火器から後ろのエンジンへの消化パイプです。瞬間での接着面がどれ程の強度があるのか未知数です。
19. 局地戦闘機 震電 製作者:TOMCATさん

酸素ボンベ

せっかくなので震電の操縦士用の酸素ボンベ(?)にもパイピングをしました。震電の精密感がかなりアップしたように感じます。
20. 局地戦闘機 震電 製作者:TOMCATさん

ロールバー

震電のコックピット内、ボンベに配管をしたら、今度は三角形のロールバーがぼってりと感じられ、ついでに、1mmの真鋳棒で作り直しました。かなりシャープになりました。
21. 局地戦闘機 震電 製作者:TOMCATさん

震電の電装部品

震電に電装部品を納めたところ。
右翼端灯には緑色の発光ダイオードを光ファイバーを介して、左側は赤色の発光ダイオードを。

震電の翼端灯の仕上げにはF-11さんに頂いたMrHobbyの「美透明接着剤」を使い翼端灯の透明カバーを削り出しで仕上げる予定です。

プロペラはエンジン軸の延長シャフト内に配したマイクロモーターで回るようにしました。
22. 局地戦闘機 震電 製作者:TOMCATさん

垂直尾翼のディテイルアップ

震電の垂直尾翼のディテイルアップ です。

震電のラダー部分に精密感が足りないと感じたので切り離しました。のこぎりで切り離したのですがあまり綺麗にいきませんでした。

先日のアキバツアーでリュウター用の回転ノコを購入したので次回の切り離しはこちらを試して見ます。

震電のしりもち防止用の補助輪はシャフトを真鋳棒に。

震電のラダーのカウンターウエイトは0.5mmの真鋳棒に瞬間接着パテSSP-HGで造形します。(写真のまち針のような物)

ラダーをコントロールするシャフトも真鋳棒に置き換える予定です。
23. 局地戦闘機 震電 製作者:TOMCATさん

30mm機関銃4門

震電の特徴と言うかアドバンテージの一つ、強力な火器、30mm機関銃4門を作りました。

0.6mm真鋳パイプを使い、それにSSPで銃身カバーを成形し、熱抜きの穴を開けました。
24. 局地戦闘機 震電 製作者:TOMCATさん

機銃の装着

震電用に先ほど作った30mm機銃4門をエポキシパテで固定しました。
25. 局地戦闘機 震電 製作者:TOMCATさん

垂直尾翼アップ

1/48 震電の垂直尾翼こんな感じです。
なお主翼への取り付けは隙間がかなり有り、0.3mmのプラ板を貼り修正しました。
26. 局地戦闘機 震電 製作者:TOMCATさん

垂直尾翼の尾灯

すっかり忘れていたのですが、震電の垂直尾翼には尾灯が表裏貫通するかたちで設けられているので、これを再現しました。

透明のプラランナーを四角く削って、震電の垂直尾翼に埋め込みました。

これを発光ダイオードで点灯させれば最高ですね。
27. 局地戦闘機 震電 製作者:TOMCATさん

前翼のカウンターウエイト

震電の垂直尾翼が出来たら何故か前翼のカウンターウエイトが気になってしまい真鋳棒とSSPで作り直しました。

やはりピリッとします。完全に自己満足の世界ですね。
28. 局地戦闘機 震電 製作者:TOMCATさん

アンテナ支柱

震電のアンテナ支柱が強度とシャープさがプラスチックでは今一なので、真鋳線で作りました。

先端は0.4mmで穴を開けてあります。アンテナ線はこれから物色します。
29. 局地戦闘機 震電 製作者:TOMCATさん

何とか

何とか機体の塗装まできました。
今回は自然の陰影に頼る事無くある程度まではシャドウと塗装で表現しようと思っています。

しかし問題はデカールか塗装かです。それともし塗装なら、機体の塗装が先か、マークの塗装が先かです。個人的には後書きの機体マークは最後に塗装と思うのですが。
30. 局地戦闘機 震電 製作者:TOMCATさん

瞬間パテ SSPがやはり顔を出しました

震電の垂直尾翼に以前、F-14さんとF-11さんに言われていた「瞬間パテ SSP」を使うと表面にざらつきがあり、艶が引けると言われましたが。。。。

下地のシルバーを塗ったところやはり出ました。と言うことで Mr.HOBBYの「塗りパテ」で処理をしました。

この後、1週間くらい寝かした方が良いとの事なので震電の製作は休憩です。

PS. 「瞬間パテ SSP」の使用に当たって。
「瞬間パテ SSP」>>瞬間接着剤で仕上げ。
「瞬間パテ SSP」>>塗りパテで仕上げ。

もしくは、F-14さん秘伝のプラスチック、レジンパウダー + 瞬間接着剤か、これから色々と試して行きたいと思います。
31. 局地戦闘機 震電 製作者:TOMCATさん

震電・下面の塗装

震電の下面をシャドウを残しつつ明灰白色で塗装しました。
前淵の認識用黄色帯の部分は銀のまま残してあります。日の丸マークは最後に重ねる様に塗る予定です。

引けが少し残っていますが実機も引けと言うのを通り越してベコベコなのであえて修正をしませんでした。
32. 局地戦闘機 震電 製作者:TOMCATさん

震電・上面の塗装

震電の上面の塗装にパネル等の分割状態を塗装でどの程度表現できるのか試そうと思いシャドウを入れてみました。

多少の矛盾がありますが少しずつ修正してみます。
33. 局地戦闘機 震電 製作者:TOMCATさん

震電・脚格納庫のパイピング

震電の脚格納庫をF-11さんから頂いた 0.3mm糸鉛を塗装し、0.9mmのパイプをレギュレーター?代わりに追加して配管しました。ブレーキパイプをゴムと仮定(部分的に)して黒塗りとし、他は錆止め繰り返し塗ると仮定して錆留めの青竹色としました。

この様なパイピングは初めて施しましたが、案ずるより生むが易しでどうにかなるもんですね。
34. 局地戦闘機 震電 製作者:TOMCATさん

震電・脚カバー

震電の脚カバーを薄く削っていたら、なんか物足りない感じがするのでヒンジを真鋳線とプラ棒で追加しました。
35. 局地戦闘機 震電 製作者:TOMCATさん

震電・脚開閉用のシリンダー

震電の脚開閉用のシリンダー、キットのパーツで行こうと思っていたのですが失くしてしまいました。しょうがないので真鋳棒とパイプを使い、淵の段はマスキングテープの細切りで、ピストン部分はガンダムシルバーで塗装し、しあげました。

これで震電の下面はおおよそ出来ました。次は上面と、F-11さんより提案のあったスタンド部分です。
36. 局地戦闘機 震電 製作者:TOMCATさん

震電・フィギュア

震電・操縦士の塗装は今回アクリルカラーで塗りました。絵具に近い感じでこの手の塗装には向いている気がします。

一番の特徴は一度乾くと重ね塗りをしても前の色が溶けない事だと思います。調色も簡単。
37. 局地戦闘機 震電 製作者:TOMCATさん

震電・アンテナ線

震電の最後の仕上げにアンテナ線を張りました。

0.3号のテグスを使いこれを支柱に通し、碍子用にビニールチュウブを使い瞬着をたらし、どういう訳か固まらないので瞬間パテのパウダーをまぶし無事固まりました。テグスの着色はマジックです。

これで震電は完成です。
38. 局地戦闘機 震電 製作者:TOMCATさん

これで震電は完成です

これで震電は完成です。
この震電は実機の画像と睨めっこをしながら雰囲気重視で製作をしましたが試作機と言う事もありマーキング等も少なめですが、このシャープさはかなり満足しています。

また機体の墨入れも最小限に抑えましたがこれはこれでいい雰囲気です。また機体の塗装方法に関して
複数色を使った方が深みが増すと思いますがあまりに自然な感じに仕上げると模型としては大人しくなり過ぎるのでは等色々な課題が残りました。

なおこの作品は2008年JMC作品展に出品しましたが会場で自分の作ったプラモが展示されていると言うのは非常に嬉しいものです。みなさんもぜひ体験してみて下さい。
震電の完成品ギャラリーはこちらから